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レーニング完全ガイド:序盤10分で差をつける方法

このガイドはDeadlockの基本的な仕組みを理解している前提で書かれています。
ゲームが初めての方は先に 基礎知識ガイド を参照してください。

レーニングの目的

レーニングの目的は一言で言えば ソウル差を作ること です。

ガーディアン(タワー)を先に壊すことはたしかに有利につながりますが、それ以上に「相手よりSoulsが多い状態でミッドゲームに移行すること」の方が重要です。Souls差があれば、ガーディアンをはじめとした後続のオブジェクトも有利に攻められます。

序盤10分でSoulsの差を生み出す方法を、この記事で体系的に学んでいきましょう。


積極性がレーニングを制する

多くのプレイヤーが陥りやすい罠は「受動的にプレイすること」です。

デッドロックでは積極的なプレイが報われます。 自分の方が強いと思えなくても、まず動くことが重要です。消極的なプレイは「相手が自分よりうまい」という前提に立つことと同じで、学習速度も勝率も下がります。

100試合を積極的にプレイした人は、同じ100試合を受動的にプレイした人より遥かに速く上達します。1試合ごとを積極的にこなしましょう。


トレードの考え方

ヘルスはリソース

ヘルス(HP)はただの体力ではなく、使うべきリソースとして考えましょう。

何かを得るためにHPを消費するのは正しいです。ただし「何も得ていないのにHPを失っている」状態は最悪です。フリーダメージを受けないように常に意識しましょう。

トルーパーで判断する

トレードを仕掛けるタイミングの判断基準として、自チームのトルーパー数があります。

| 状況 | 判断 |
| ------------------------------------ | ------------------------------ | ---------------------------- |
| 自分のトルーパーが多い(例:4対2) | 積極的に仕掛けよう |
| お互い同数のトルーパー | | 他に優位性があれば仕掛けよう |
| 自分のトルーパーが少ない(例:2対4) | 圧倒的な有利がなければ避けよう |

トルーパーは想像より多くのダメージを与えてきます。
何もしてないのにHPを失っているときトルーパーダメージを受けすぎている場合があります

上達してくると、敵トルーパーが多い時の相手が「油断している」隙を見て奇襲することもできます。ただし、地味なプレイの積み重ねの方がゲームに勝てます。派手なプレイに頼りすぎないようにしましょう。

クールダウンを意識する

敵ヒーローのアビリティのクールダウン時間を頭に入れておくと、いつ攻めるべきかが明確になります。

  • クールダウンが長いヒーロー(Abrams、Wardenなど)はアビリティを使った直後に隙が生まれます
  • クールダウンが短いヒーロー(Calicoなど)はいつでも反撃できるため、隙をつくのが難しいです

レーンに入る前に相手ヒーローのアビリティクールダウンを把握し「どのタイミングで攻めるべきか」の仮説を立てましょう。

ペアのシナジーを活かす

2対2のレーンでは、2人のアビリティを組み合わせたコンボが非常に効果的です。

例:VindictaとParadoxのレーン。Paradoxのカービンでスロー→Vindictaのステークで固定→Paradoxのタイムボムで爆発、という連携は敵に抵抗する余地を与えません。

自分のヒーローと相方のヒーローのアビリティを事前に確認し、シナジーのあるコンボを探しましょう。


ウェーブ管理

ウェーブプライオリティを取る

ウェーブプライオリティとは「自チームのトルーパーが相手側に多く押し込んでいる状態」のことです。

ウェーブプライオリティを維持することには多くのメリットがあります:

  • 敵ヒーローへのポーク(遠距離ダメージ)がしやすくなる
  • 敵のソウルをデナイ(妨害)する機会が生まれる
  • 敵側の木箱やキャンプを奪える
  • ガンク(別レーンへの奇襲)に行く選択肢が生まれる

レーンを支配している側が行動の主導権を持ちます。

ヒーリングトルーパーは最後に倒す

ヒーリングトルーパー(旗を持った緑色のトルーパー)は倒すと回復アイテムをドロップします。

この回復量は失っているHPの割合に応じて増加するため、できるだけHPが減った状態で倒すのが最も効率的です。したがって:

  1. まず相手とトレード(ダメージの交換)する
  2. HPが減ったタイミングでヒーリングトルーパーを最後に倒す
  3. 大きな回復を得る

という順番が理想です。ただし、今すぐ回復が必要な緊急時はその限りではありません。

フリーズ

フリーズとは、敵トルーパーをむやみに攻撃せず数を調整することで、ウェーブを特定の位置に留まらせるテクニックです。
敵のトルーパーを倒さないことで、味方のトルーパーが敵側に行きすぎないように調整します。

フリーズを使う場面:

状況効果
優勢なときフリーズせずプッシュし続けると敵陣に引き寄せられる
劣勢で守りたいときウェーブのソウルを安全に確保できる
相方が死亡したときウェーブを押し込まず、相方が戻ってきたときにソウルを回収させてあげる

フリーズの成否は多少ランダムです。ソロでは難しい場面もあるため、まずはトレードとポジショニングを優先して覚えましょう。


ポジショニング

トルーパーダメージを避ける

繰り返しになりますが、トルーパーによるダメージはレーニング中の最大のダメージ源の一つです。

積極的にトレードしたいときでも、自分がウェーブの中に突っ込まないようにしましょう。

カバーを使う

Deadlockはシューターゲームなので、カバー(遮蔽物)を活用することが重要です。
キャラクターの右側にカメラがあるので、カバーの右側を使用することで隠れながら攻撃することができます。

  • 壁の角から顔を出してウェーブを処理する
  • 交戦中は柱などを盾にして被弾を減らす
  • 相手の視線が通らない場所から攻撃する

立ち止まって撃ち合うのではなく、カバーを使って有利な交戦をしましょう。

ハイグラウンドを取る

高所(橋の上、側面の高台など)は強力なポジションです。

高所を取ることで:

  • 遠距離ヒーローが射線を確保しやすい
  • 敵がこちらを攻めるとき不利な角度での戦いを強いられる
  • 「あそこに敵がいる、攻めるか引くか」という心理的プレッシャーを与えられる

ヒーローの射程に合わせて立ち回る

自分と相手のヒーローがどの射程で強いかを理解しましょう。

ヒーロータイプ強い射程立ち回り
ショットガン系近距離ベール(霧)や角を使って近づく
ポーク系中距離対面のレンジに注意しつつ仕掛ける
スナイパー系遠距離橋を確保し、開けた場所から撃つ

ショットガンヒーローでスナイパーヒーローに正面から近づくのは不利です。カバーや角を使って射程内に入りましょう。

スタミナを温存する

相手のアビリティから逃げるためにスタミナが必要な場面があります(Wardenのケージ+フラスクなど)。

対面するヒーローに強力なCC(行動妨害)がある場合は、スタミナを計画的に使いましょう。
「Extra Stamina」アイテムも有効な対策になります。


パワースパイク(強化タイミング)

レーニング中には特定のSouls量に達したタイミングで急激に強くなるスパイクがあります。

アビリティスパイク

タイミング内容行動
2,800 Souls1つのアビリティに2ポイント振れる敵より先に達したら積極的に仕掛けよう
3,600 SoulsULTが解放されるULTを先に使える状態なら積極的に活かそう

アイテムスパイク

大きなアイテムを購入した瞬間も強化タイミングです。

  • T2アイテムを購入した直後のウェーブ
  • カテゴリの4,800ソウルボーナスを達成した後

アイテムを買ったら、その効果を活かすようにプレイを変えることが重要です。

例えば「Extra Regen」を買ったのに常に満タンHPなら戦えていません。
「Monster Rounds」を買ったのに常に敵ヒーローだけ撃っているなら別のアイテムにすべきです。
アイテムの強みを活かせているかを常に確認しましょう。


ヒーロータイプ別の考え方

すべてのヒーローがこのカテゴリに当てはまるわけではありませんが、相手の特性を把握する参考になります。

タイプ代表ヒーロー特徴対処法
サステインAbrams、Mo&Krill自己回復があり、ダメージ交換が続くほど有利短期決戦を挑む。消耗戦は避ける
バーストPocket、Lashアビリティが揃っているときに一気に大ダメージクールダウン中を狙って攻める
DPSHaze、Mirage継続的に撃ち続けることで強くなる長い交戦を避け、一瞬の出入りを心がける

優勢・劣勢・拮抗時のプレイ方針

優勢時(リードしているとき)

ウェーブが相手タワー側に押し込まれている状態。以下の優先順位で行動しましょう。

  1. 相手を倒す(ポークまたはダイブ)
  2. 敵のソウルをデナイ(オーブ妨害)
  3. 敵の資源を奪う(箱・キャンプ)
  4. 別レーンにガンク(ヒーローによっては)

「相手を倒せそうにないな」と感じたら、長時間無駄に押し付けるよりも敵の木箱やキャンプを奪いに行く方が効果的です。
数百ソウルのリードがULT獲得タイミングの差などを生み、そのタイミングでキルが取れることがあります。

ただし、勝利した直後に欲張らないことも重要です。
キルを取った後、すぐ次のプレイを仕掛けて逆にやられる「勝利後のミスプレイ」は非常によくあるパターンです。
勝利したらいったん落ちつく姿勢を大切にしましょう。

劣勢時(負けているとき)

ウェーブが自分のタワー側に押し込まれている状態。最優先はデスを避けることです。

3〜4回死亡するとソウル差が開きすぎて挽回が難しくなります。

劣勢時の行動指針:

  • タワー耐久を保つために「Monster Rounds」でウェーブクリア速度を上げる
  • 「Extra Regen」「Healing Rite」などの回復系アイテムを優先購入する
  • HPが25%以下なら迷わずHealingアイテムを買う
  • ウェーブ処理後にベースに帰って回復

マッチアップが悪い場合は早めに割り切る:

負けているレーンに執着しすぎるのは禁物です。
特にマッチアップが不利な場合(例:ショットガンヒーローがスナイパーヒーローに対して遠距離を強いられる状況)は、レーンを一時放棄して別のレーンへの干渉を考えましょう。
可能であれば他プレーヤーとのスワップ(レーンの交換)も良いと思います。

拮抗時(互角のとき)

ソウル差がほぼない状態では、他のレーンへのインパクトを意識しましょう。

膠着したレーンで何もしないでいると、必ず「誰かがこっちに来てガンクされる」か「向こうが誰かを助けに行く」かのどちらかが起きます。自分が主導権を握れているうちに隣のレーンへガンクに行くことを検討しましょう。


重要タイミングまとめ

時間イベント行動
0〜2分ウェーブ開始積極的にトレード。ウェーブプライオリティを維持する
2分木箱・小型キャンプ出現優勢なら敵側を奪う。劣勢なら自分のを確保する
2,800 Soulsアビリティスパイク相手より先に到達したら積極的に仕掛ける
3,600 SoulsULT解放ULTを使えるウェーブを逃さず活かす
5分ブリッジバフ出現優勢なら必ず取りに行く。拮抗でも取る価値がある
6分中型キャンプ出現ウェーブ処理の合間に取れるなら取りに行く
8分センターサクリファイス出現優勢なら敵側を奪う。劣勢なら自分のを確保する
10分ミッドゲーム移行、アーン・ミッドボス出現レーニング終了。マップ全体に意識を向ける

よくある失敗チェックリスト

自分のリプレイを見て確認してみましょう。

  • 敵のウェーブ中にトルーパーのど真ん中で戦っていないか
  • HPが少ないのに回復せず無理に戦っていないか
  • ヒーリングトルーパーを最初に倒してしまっていないか
  • 負けているのに引き際を見極められずデスを重ねていないか
  • ウェーブ処理後に何もせずぼーっとしていないか
  • アイテムを購入するのを忘れてSoulsを貯めすぎていないか
  • アイテムの効果を活かしたプレイができているか

まとめ

レーニングで意識すべき核心は以下の3点です:

  1. 積極的にプレイする ── 受動的なプレイは学習を遅らせ、勝率も下げます
  2. ウェーブプライオリティを維持する ── 主導権を持つ側が行動の自由を持ちます
  3. 状況に応じて行動を変える ── 優勢なら攻め、劣勢なら守り、膠着なら別のレーンへ動く

レーニングはDeadlockの中で最も習熟の効果が大きいフェーズです。上記の基礎を繰り返し意識しながら試合をこなしていけば、着実に実力は上がっていきます。

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